人を育てるということ。
「企業は人なり」 と言われる。
リーダーにとって会社を支える人材を継続的に育てることは、どの業界においても最大のテーマと
してよく取り上げられることだ。
先日読んだある雑誌にも 「人を育てられないリーダー、育とうとしない若手」 なんて題材で取り
上げられていた。
ある専門家の分析では、組織の人材育成の低下の原因の背景には、雇用形態や人材の多様化、
上下関係の流動化など、さまざまな原因があるみたいですが・・・。
この変化の激しい時代の中で、リーダーはどう部下を育てていけば良いのだろうか?
人を育てることほど、難しいものはないと思う今日この頃。。。
自分的にはこうなっていってほしいという想いがあって、そうなるように指導していても思うように育たなかった
り、辞めていってしまったり。
そんな中、世の中には育て上手な人はいるわけで、優れた人材を次々と生み出す人ってのがいるんです。
彼ら 「育てのスペシャリスト」 から過去に学び、実感したポイントを掲げてみたいと思います。
まず育てのスペシャリスト達は、実はあんまり教えていないことに気がつきます。
イチイチイチイチ、細かいことを丁寧に教えていないので、一見すると「ちゃんと世話してないんじゃない?」
的に見えますが、よく観察すると、実は何も教えていないのではなくて、
本当に大切な 「軸」 となる部分だけをしっかりと教えています。
つまり、「軸」 となるポイントを教えたら、あとは自分で考えさせる。
1~10まで教えてもらえば、その時は良いかもしれませんが、いざ自分で判断しなければいかないときに
問題が発生します。
でも、「軸」を教えてあげて、あとは自分で学んで覚えるということをされてきた人は、そんな場面でも
自分で考えて解決策を導き出そうとします。
中国のことわざで、
「人に魚をあげれば彼は一日食べさせられる。彼に魚の釣り方を教えれば一生食べさせられる。」
という有名なことわざがありますが、まさに言いえて妙なわけです。
でも、「軸」となるポイントを教えてあげても、自分で学ぼうとしない場合ってありますよね。
結局、仕事が上達せずに会社を去って行くような人・・・。
そういう人に、自分で学ぶという習慣をつけさせるにはどうすればよいのでしょうか?
この問題も、「育てのスペシャリスト」を観察していくと見えてきます。
それは、ポイントを教えたらあとはトコトンまで、放っておくということ。
とにかく自分自信で 「学びたい」 「学ばなければやばい」と言う気持ちが湧き上がってくるまで
放っておくわけです。
そして、「学びたい」という気持ちが芽生えたところで、すかさず手を差し伸べて「全力」で教えてあげる訳です。
人を育てるポイントとして、「学びたい」という気持ちにさせることがいかに大切なことか・・・
しかし、放っておくだけで本当に学びたいという気持ちは芽生えてくるものでしょうか?
人によっては、「学ばなきゃマジでヤバイ!」という気持ちになる人もいるでしょうが、
全員が全員そうとも限りません。
むしろ、さらにやる気が削がれてしまう人もいるでしょう。
「育てのスペシャリスト」 はさすがにその辺も抜かりがありません。
彼らは、基本的に放っておくのですが、要所要所でさまざまな新しい知識に触れさせる機会を与えて
いきます。
新しい事を学ぶ楽しさに触れさせる事で、「学ぶ楽しさを知るきっかけ」を与えているわけです。
仕事をする楽しさ、学ぶことの楽しさを強制ではなく、自らが気づくことが大事だってことを知っているのです。
心理学で学んだ事がある早稲田大学高橋教授によると、
「人の成長は内なる動機(ドライブ)に気づいた時から始まるという。周囲からのフィードバックやアセスメント
上司の背中をみてなど、さまざまな機会の中で自分の内側に持つ、強い動機に気づき、新しいことへ
チャレンジや試行錯誤の過程で能力として身につける。このサイクルを習慣化することで、人間は無意識
でもその能力を発揮できるようになる。」
部下が成長しない理由は、部下の人間性が原因ではなく雇用側に問題がある事がわかります。
この現実に目を背くかどうかで会社の未来がわかるのではないでしょうか?
探偵業も然り。
この仕事は誰でもできる仕事です。
勿論、向き不向きはあるとしても。センスもあるでしょう。
ただ何百人に〇人の選ばれし者!?だけが出来るような特別な仕事ではありません。
(独立経営はまた別の話ですが・・・(^^ゞ)
あなたの 「やる気」 だけです。 (あとは雇用側の問題)
≪スペシャリストになれ。≫
「この仕事は絶対に負けない」という得意分野を作れ。
誰もがそれを狙っているが、もし、あなたが最初になれたら、
気分は最高だ。
by カリンアイルランド
(アイキューネットワーク) 2012年1月 8日 21:52 | 個別ページ | トラックバック(0)
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